キャベツの最近のブログ記事

いや〜長かった田植えもようやく終わり、今年は5町も植えました。

今年は、影のCEOが代掻き役、僕が田植え役でござりました。

代をかいては追っかけて行って植え、の連続の1週間+α

家族も苗代からの苗はがし(根切り)、運搬など、朝早く、時には5時起きで手伝ってくれて、ようやく終わり。

あとはどんどんお天道様と地力で育ってくれるのを待ちます。

ところで、田んぼにかかりっきりだったのですが、ハウスの中に植えていた、キャベツ。

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春には菜の花が沢山咲いていましたが、6月にもなると、さやがこの通り。これはもう株からちょん切った状態で束にしています。

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さてさて、部屋に持って帰って、サヤだけを分離して、種を仕分け。

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さやを割ると、このようにちっちゃい種が中に入っています。

自然栽培では、その土地の特性を、その植物に覚えてもらうため、固定種を使います。

今売られている多くの種は、「F1雑種」です。つまり、この親とこの親を掛け合わせると、きまってこの形質が現れて形の良い作物が収穫できる。

というものです。収量や生産性は良いのでしょうが、それは、あくまでも、農薬や肥料をやることを前提としている、慣行栽培での話し。

時には虫の集中砲火を浴びたりもします。また、F1種子をつかって育てた作物から種取をし、その子孫F2をつくっても、今度は形質がバラバラになり、同じものができません。

その点、固定種というのは、形質がもう固定された、世代を繰り返してもバラけない、固定された品種なのです。

種取をして世代を更新して行きながら、作物がその土地で生きていき子孫を残せるように、自分を合わせていくようです。

そんな期待も込めて、キャベツをとう立ちさせて、種をとってみたのですが、来年はもっと沢山つくらなきゃ・・・・少し少なすぎました。 反省。
暑くなってきました!

天神自然農園の周りの田んぼはどんどん水が入り、田植えシーズンになりました。

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今日は、現在収穫中の野菜や、栽培中の野菜などを紹介してみます。

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自然栽培、ニンジン。
肥料はやっていませんが、初期に草に負けないように少しだけ手助けしてあげることで、しっかり大きくなっています。
これは少し小さいですが、大きいものから収穫し発送しています。

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九条ネギ。
昨年10月にたねまきし、6回くらい土寄せしました。白い部分は、土に埋まっていて、写真では見えませんが、10〜15cmくらいになります。
とても甘くて美味しい!

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自然栽培、チンゲンサイ。
真冬以外周年栽培できそうです。味が濃いです。
土ができてきたのでしょうか、アブラムシやヨトウも寄ってこなくなりました。

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自然栽培のキャベツ。
自然栽培の場合、じっくり育ちます。このキャベツは昨年の秋にまき、苗で越冬して春に定植、いま収穫しています。
じっくり育てるので、自然栽培のキャベツは、いつの時期のものでも中がとっても詰まっていますし、とにかく甘く味が濃いです。
キャベツも、露地とハウス両方の畑を使って、周年栽培が行けそうです。

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自然栽培トマト。
一番花がやっとつきました。
もう少し早く植えればよかったな・・・・。
収穫は7月からかな。

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自然栽培アールスメロン。
1mくらい背丈が伸びてきました。

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茎の根元で咲いているのが雄花。
そして、解りにくいですが、そこから枝が出て少しついている緑色の葉に雌花のつぼみが出てきています。

今はとにかく開花と着果が楽しみです!早く食べたい!

ハウスの中は、ただ今こんな感じです。

ただ今収穫中の野菜、ご注文はこちらまでどうぞ

自然栽培ハウス

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今年から長さ60mのハウスで耕作していますが、基本的に「温度調節できる自然環境」を目指しての管理をしています。

実験的に色んな野菜を植えつけています。

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キャベツ。数品種植えています。

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リーフレタス。周りに草がありますが、現時点ではそれほど競合していないのでそのままです。

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リーフレタス接写。テントウムシ幼虫がアブラムシを食べに来てくれました。大歓迎。

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苗づくり用のサツマイモにもテントウムシ成虫がきてくれています。


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なんの花でしょう?種をとってみようと思い咲かせています。

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秋に植えたブドウ。3株うえましたが、これは1年目にして房がつきました!よっぽど環境がよかったんだろうか。普通は若い頃の実は樹が弱るので除くとありますが、食べたいですこれ。

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山口県の徳地(うちのお隣)名産の、つくね芋。昨年は露地栽培でしたが、今年はハウス内に植えてみました。つるがもう出てきました。

といった感じで、バラエティーに富んだ色々な作物を植えています。

自然栽培のキャベツはとっても好評!

先日少しBlogで書いた、自然栽培キャベツ。

先日行われたある勉強会にて、みなさんに試食していただいたら、思いのほか大好評!

「甘い」「やわらかい」「味が単調じゃなくいろんな味がミックスされた味がする」「よくあるごみくささ?というかキャベツ特有のへんな味がしない」というご意見を頂き、とってもうれしかったです。

さて、先日アップしたキャベツが好評で、本日、収穫しました。

毎週火曜日が出荷日なので、火曜日の朝採り超新鮮野菜です。

まずカマで切り離した状態はこんな感じ。

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出荷するときはここから外葉をとって調整します。

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こんな感じで外葉がついています。カマや手で外します。

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ある程度手でボキボキおって取るとこんな感じになるので、カマをつかって綺麗に芯まで切って仕上げます。

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このように綺麗になったら、

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完成です!

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一輪車に乗せて出荷場までもって行きます。

大きさはややまばらですが、ご容赦ください。

ちなみに、キャベツご注文ページでは、現在は在庫をゼロにしておりますが、今まだ畑で成長中のキャベツの子がおりますので、今週末か来週初めあたりには、次回をアップできると思います。

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「外葉ウメェ」

 

自然栽培のキャベツ出荷開始!

8月に種まきして、じわり、じわり、と畑で大きくなっていった、自然栽培のキャベツ。

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自然栽培では、種から自分で育てます。
種から発芽させ、育苗をするわけですが、生育期間全域にわたって、無肥料無農薬で育てます。
そのため、育苗時にも、地力のある土を使用します。
微生物が全く住んでいないような、買った育苗土でなく、微生物の宝庫の畑の土を使用します。なので当然、小さい草も沢山生えてきます。


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定植を終え、しばらくした頃、9月末です。きちんと活着(根っこがはり出すこと)したら、葉が大きく育ち始めます。植えつけてからここまで来るのに、ヨトウやコオロギさんたちが、遊びで根っこを切りにくるので、頼むから止めてほしいです((;つД`)

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10月末。こんなに外葉が大きくなりました!外葉が巨大化して、光合成が盛んになり、植物体にパワーを蓄積して、これから中央が巨大化する準備をします。真ん中はすでに巻き始めています!!」
言うならば、カメハメ派を溜めている状態ですね、これ。

そして!
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12月に入りました。寒くなってきて、ようやく玉がグワワッと肥大してきたよ!
やったー!!肥料もやらずに、大きくなってくれました!
今年、人生初キャベツです!店長。
地力だけで育てると、生育期間が長〜〜〜〜〜く必要となるんです。
肥料って、ドーピングみたいなもので、撒いたら直ぐ吸って、植物が急成長するんですよ。
肥料をやらない分、細胞の密度が高いのでしょう、自然栽培はとにかくシャキシャキして「食べてる!」って食感が素晴らしいです。
何百年もかけてつくられた土の地力、太陽の光、山水、だけでここまで育った天の恵みキャベツ、ぜひお試しくださいね〜

あ、ぼくらの想いも、たっぷりこめてますので!

自然栽培キャベツ他、今旬の野菜のご注文はこちらでどうぞ♪

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