自然栽培のお米〜朝日の色彩選別

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24年は昨年よりも多く作付け、品種はお客様からご好評いただいております、日本現存最古の原種「朝日」オンリーで作付けいたしました。無事収穫と乾燥が終り、もみすり(お米の外のカラであるモミガラを分離し、玄米の状態にすること)も終わりましたが、それだけでは終わりません。

当店のお客様は玄米食の方がほとんどですので、さらに、「色彩選別」という作業を行います。

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生産者から直接販売される自主流通米の中には、この作業を行っていない場合もございますが、やはりお米一粒一粒をしっかり味わって食して頂きたいことから、この作業を行っています。

収穫し、表皮のモミガラをはがしたたままの玄米では、上写真の真ん中、右のように、色々な不良米が発生しています。
これらを、色彩選別機を通すことにより、一番左のようにきれいな米だけを選別します。
もちろん、これで完璧というわけではありませんが、できるだけそういう状態でお届けさせて頂きたいと思い、選別工程をはさんでいます。

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この機械は大掛かりなもので、お米一粒ずつが流れるアルミの溝のラインに、玄米を流していき、内部にあるスキャナーで、黒い点のある米、欠けた米、青い米、乳白(芯が白い米)を見つけ出しては、微小なエアーガンでふるいわけて落としていくのです。

先日、Facebookページでこの工程のことを書くと、当店のお客様は、「だから同じ朝日玄米でも天神自然農園のお米は味が良いのか!」とご感想をくださった方がいらっしゃいまして、本当に嬉しく思いました。

定期購入をお申し込みいただいておりますお客様へは、24年産の自然栽培・朝日の新米、1回目の発送をさせて頂きました。

ページ上でも若干、5キロを販売しておりますので、よろしければどうぞ。

キロ当たりの価格はそれなりですが、実際に自然栽培で育てると、収量は通常の肥料をやる慣行栽培とくらべると半分程度。かといって倍の価格という設定は致しておりません。

定期購入をご希望の場合は年間分をお買い求めいただく分、かなりお得な価格となります。お問い合わせくださいませ。

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このページは、sizensaibaiが2012年11月21日 14:02に書いたブログ記事です。

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