有機栽培米(オーガニック米)−育苗3−出芽

皆さんゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?
ユアブランドでは4月30日に苗箱を設置した後も、毎日休まずシートカバーの製作も行ないつつ、苗も気がかりで・・・・Tさんは毎朝毎晩、苗を見に行っていました。そして、設置後6日目の今朝、

<出芽>
ついに、寒冷紗(かんれいしゃ)の網目(1ミリ)をくぐって、力強く芽が出てきました!

種まきにはこだわって、1セル当たり2粒平均で撒きました。出てくるとは分かっていても、幾分、心配ではありましたが、きっちり2本芽が出てきましたね! ニョキ!ニョキ!ニョキ!!

通常は、保温・保湿シートを使いますが、ユアブランドでは、発芽直後に出来るだけ強い日光を浴びせる事が大事だと思い、常温・平置きの自然発芽に、こだわりました。これですと、出芽直後、寒冷紗を突き抜けた瞬間から、サンサンと太陽の光を浴びることが出来ますね!

ただ、この方法ですと、通常よりポットの中の土が乾きやすいので、1日何回か、水分を確認してやる必要があります。過湿すぎたら種モミが酸欠で死んでしまいますし、乾燥しすぎても水分不足で発芽が揃いませんので、細心の注意が必要です。

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寒冷紗(かんれいしゃ)をはがして見るとこんな感じ。

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1セル当たりきっちり2本平均で、芽が出てきましたね!きちんとセルごとに独立した生育環境を作ってあげることにより、苗同士が喧嘩せずにしっかりとした苗を目指します。 葉が2枚出るまでは、種籾を、すずめに食べられる恐れがありますので寒冷紗を掛けたままの状態です。次の作業はいよいよ、寒冷紗(かんれいしゃ)をはがします。

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