2010年、田植え真っ盛り−苗編

pot-keitora.jpg
軽トラで田んぼまで運んできた、苗、
うちの苗の作り方は、特別です。ポット育苗って言います。
1つ1つがミニのポット形状をしていて、その中に種モミをまいて、育てます。

ちなみに、↓こちらが普通の育苗に使う、普通の育苗箱から取り出した苗。
futuunonae.jpg
普通は一面平たいところに土をひき、種をばら撒いて育てるので、こんな感じで根っこもがんじがらめになりますし、なにより1本1本の苗同士が競合して細〜い苗になります。
こうすると、撒く効率はいいのですが、出来る苗がひょろっとしたものになります。

稲でも、野菜でも苗半作とか、苗七分作とか昔からいわれており、生育初期の苗の時点でいかに力強い、病気にも強い、活性の高い苗をつくりかで、その後の運命が決まってきます。
3つ子の魂100までと同じですね!

一方、ポット育苗の苗はこちら。
potnae-toume.jpg

根っこを拡大すると↓
potnae-ne-chikai.jpg
とにかく、ポット育苗で育てた苗は、茎が太い!あと、根っこもしっかりしているし根鉢(ねっこが鉢のようになってること)ができていて、他の苗との競合が無いためにすでにぐんぐん育っています。

こうしてスタートダッシュで何歩も前に出ます。(by 店長)

つづく







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