有機栽培米(オーガニック米)−育苗2−苗箱並べ

播種(モミ撒き)が終わった育苗箱を、苗代に持ってきます。


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育苗箱を苗代に並べたら、今度は上に板を置いて、上から体重をかけて鎮圧します。これは、育苗ポットの底を土に密着させて条件を揃えるとともに、乾燥を防ぐ為に土の面と苗箱の底面を一体にするためです。ここで、押さえ方が足りず底が浮いているポットは、根が土の中に伸びていけないため死んでしまいますので、しっかりと押さえる事が、とても重要です。

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ここで突如たっくん登場!保育園帰りに見学にきました。お気軽にタンポポを見つけて喜んでます。絵本を持っていたので「どうしたん?誰にもらったん?」とパパが聞くと、「もらったんじゃない!ぼくのお金で買ったの!(怒)」と言っていました(笑)最近お小遣いで自己管理するようにしているんですが、あいうえお絵本って書いているからまあいっか。

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たんぽぽをふーっ!

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作業をしているうちに、もう暗くなってきました・・・・・。鎮圧して底をしっかり引っ付けたら、上に寒冷紗(かんれいしゃ)をかけます。寒冷紗(かんれいしゃ)は目の細かいネットです。これは、出目直後の苗に、出来るだけ早く太陽の強い光を当てる為と、鳥がつっついて種モミをほじくりだして食べるのを防ぐ為に敷いています。通常は寒冷紗の替わりに、保温シートを掛けて、蒸らした状態で出芽させるのですが、うちの場合は、出来るだけ自然に近い形での出芽を目指しています。1週間もすれば、1ミリの網目の間から、勢い良く芽が突き抜けてきますよ!た・ぶ・ん・・・(出るとは分かっていても、実際に出てくるまでは、なんだか不安なんです(^_^;)

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翌朝です。こんな感じになりました。苗代に苗箱を置き、苗箱の中の土が乾きそうになったら、プールにして箱全体を、どっぷりと水に漬けてやります。こうすることで水遣りをする手間が省けます。写真は、あと少しで、完全に水に浸かるところです。完全に浸かったら、水尻から水を一気に抜いてやります。
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箱並べを動画で見るとこんな感じです

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