鳥骨鶏ヒナ２日目

最初に生まれたほうは、やや茶色がかっていたので「ココア」。

さて、トロロですが、生まれる際、なかなか卵を割って出てこないため、少し殻を割ってやって、救出してあげたのですが、生まれてから１日経つのに、なかなか立ち上がりません。

トロロは、難産だった理由があったようです。

どうも、又の関節が開いてしまって、立ち上がらないまま、はいつくばって移動しています。
そして、はあ、はあ、と疲れやすく、疲れて、目を閉じて眠る時間が長いのです。

箱の中に敷いている、キッチンペーパーの上をきちんと歩けません。

元気がない・・・えさの場所まで移動するのも一苦労。

このままでは死んでしまう・・・

そこで、色々考えて、僕が、コルセットを作ってみました。

こんな感じ。椅子の足カバーをカッターで切り抜きました。ちゃんとお尻のところを切り抜いて、うんちもできるように工夫してみました。

でもこれをはめると、重みが増したせいか、ますます弱ってしまいました・・・横たわって、ずっと「ハー、ハー」と言っています。やばい！！虐待にしかなっていません。
しかも、めっちゃ嫌われました・・・。

そこでばあちゃんが考えました。

「足の蹴る力はあるんだから、外の芝生で歩かせてみよう！」

歩かせてみると、なんと、弾力のあるシバや土の上だと、バランスをとりながら歩くじゃないですか！ビックリ。

そこで、芝生をごっそり持ってきて、箱に敷いてやりました。

人工芝じゃなくって、リアル芝です。

歩く歩く！飛べない羽をバタバタしながら、脚力でジャンプまでし出しました。

もう、青色吐息だったのが、大復活！

やっぱり、自然の環境って本当に大事なんですね。

先に孵ったココアのほうは、キッチンペーパーの上でもすたすた走ります。手を出すと登ってくる。かわいい。

今は箱を分けていますが、トロロが完全復活して、再度のご対面が楽しみです。