品種ごとに並べて粒の大きさを比べてみました

にこまるの収穫は来週以降になりそうな感じであるが、今日は、品種ごとの大きさを比較してみた。

左から小さい順に、『コシヒカリ』『豊コシヒカリ』『にこまる』『朝日』『龍の瞳(いのちの壱)』の玄米である。

今年は、籾摺り機をインペラ揺動式の5インチに変更したが、胚芽がしっかりと残っていて、満足な仕上がりである。

龍の瞳については、先日、実際に購入した知人から玄米を戴いたものであるが、こちらも、かろうじて胚芽が残っているものの、若干胴割れと肌ずれが目立つ仕上がりになっている。これは、ロール式籾摺り機での籾摺りだったのだろう。

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こう比べてみると、大粒と言われている『朝日』や『にこまる』と比較しても、『龍の瞳』は、かなり大きいのが良くわかる。

龍の瞳は、岐阜県で、コシヒカリより大体10日遅れの品種との事であったが、こちらだと、6月田植えで豊コシヒカリと同じく、10月初旬の収穫になるのだろうか?日長感受性は強いタイプなのか?弱いタイプなのか?熊本・三重・静岡・新潟等でも栽培されているみたいなので、各地の田植え日と出穂日が分かれば大体の想像は出来るのだが・・・こちらで出穂の75日前に田植えするには、いつ植えるのがベストなのか?謎の多い品種である。

2キロの玄米の中から、心白や胴割れ、肌ずれのない優良なものを100粒ほど選抜したので、育成実験だけでも、させてもらえないかな?

自分の自然栽培の肥効に合うのかどうか今の所は分からないが、許可を戴ければ、何としてでも、植えてみたい品種である。

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