さて来年は何を植えようか?龍の瞳を植えてみたいな!

先日刈り取ったばかりの『朝日』 は、まだ乾燥機の中で、通風乾燥中ですが・・・

例年、収穫も終わりに近づくと、来年は、どんな品種を植えようか?色々と考えます。

今年、岡山の赤木様に譲っていただいた朝日は、もちろん来年も植えますが、その他にも、色々な品種が頭に浮かんできます。

今のところ、予定しているのが、朝日の他に、
・ 岐阜のハツシモ
・ 山形の亀の尾
・ 滋賀の羽二重糯
等の、栽培が難しく、幻と言われている品種ばかりを考えています。

特に亀の尾は、西日本での栽培は難しいと言われていますが、遊び心で1反だけ作ってみます。

ただ、朝日もハツシモも滋賀羽二重糯も晩生稲で収穫時期が重なると思いますので、更に面積が増える来年、こだわりの通風乾燥で貫き通せるかどうか、ちょっと微妙ですが、中干しをせず、最後まで水根を生かす作り方ですと収穫時期にも幅を持たす事が出来ますので、なんとかなるかな?と思っています。

あと、先日、岐阜県で2000年にコシヒカリからの突然変異により生まれたばかりの『龍の瞳(いのちの壱)』を食べてみたのですが、びっくりするほど大粒で、とてもおいしく、その日以来、この品種の事が頭から離れなくなりました。近い将来、確実にコシヒカリを抜くお米に育つと確信しました。

この品種、今井さんの許可を得なければ、作付けする事は出来ませんが、環境の事を、とても大事に思っていらっしゃる方ですので、今後、農薬や肥料、除草剤等の化学物質を一切使わない私の作り方と、考え方が一致するはずで、きっと認めていただけると思っています。

岐阜県からは、なるべく県外に種を出さないようにお願いされていらっしゃるみたいですが、こんなに美味しい品種を岐阜県だけに留めておくのはもったいない。せめて全国の有機農家で希望する人には作付けを認めてくださいとお願いしています。

そうすることで、国内に、無化学肥料・無農薬を目指す農家が増え、作付けが増えていけば、国内の慣行型稲作が犯している環境破壊を食い止める事が出来ないだろうか?と考えています。

龍の瞳(いのちの壱)は、それくらい美味しいお米ですので、これをご覧になられた方、一度、食べてみられてはいかがですか?合資会社 龍の瞳さんで販売されていますよ。

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